2009年 06月 27日
絶対に許せない!!
今日警察に行ってきました。
というのも最近B&Bのお客様が被害にあわれて、その再確認に行ってまいりました。
その被害とは、簡単に説明すると二人でランチを食べたら700ユーロ、
(約10万円)という法外な値段をぼったくられた、という被害です。
信じられます?700ユーロですよ!!
許せない!!という事で警察に行き調書をとりました。
しかもそのレストランはガイドブックにのっており、
「日本語のメニューがあり、良心的な値段!!」なんて書いてあります。
確かにそのお客様は、メニューも見ずにおまかせで料理を持ってきてもらったそうです。
でもそれにしても700ユーロって・・・・
イタリア人みんなに言われました「どうして払ってしまったんだ?」と。
でも想像してください、食べたのに払わずにレストランの外に出たりできますか?
私自身は文句を言うにしても、最終的に払わずに外に出たりできないと思います。
私がそう言うとイタリア人は口をそろえて「だから日本人はぼられるんだ!!」
と言います。でもそんな事が許されていいのでしょうか?
「黙っているから、だましてもいい」なんて国があっていいのでしょうか?
私は断じて戦います。そんな事が許されていいと全く思いません。
今日私を呼び出した警察も、「観光客のイタリアの思い出がそんなに醜いものに
なるのは一イタリア人として許せない!!彼らはイタリアの恥だ!!」
とそのレストランを厳しく罰する事を誓ってくれました。
今回いろいろと悩んだのですが、あえてそのレストランの名前はのせません。
(もちろん知りたい方にはお教えします)
残念ながらローマにはそういうレストランがそこだけではなく、
まだまだ他にもあるようです。
そこで対策として、まず値段の書いてないものは食べない、飲まない。
レシートはくまなく見る。おかしいと思ったら聞く。
それでも対応してもらえなければ、周りのお客さんでも、道を歩いている人でも
つかまえて騒ぐ。
イタリア語も英語が話せなくても、日本語でもいいので騒ぐ。
レシートを要求し、証拠の為に持って帰る
支払いは現金ではなくクレジットカードで払う(現金ですと戻ってくる確率が低くなります)
きっとそのレストランは何度もそういうぼったくりの行為を繰り返していると思います。
最初はもしかすると1ユーロ多くつけたのかもしれません。
それでも日本人は文句一つ言わない。
それから10ユーロ。100ユーロと料金に上乗せしていき、
最終的に700ユーロという法外な値段にたどり着いたのだと私は想像します。
「よく分からないからしょうがない」というみんなの気持ちが
今回の700ユーロだったのかもしれません。
「だますより、だまされる方が悪い」という考え方はおかしいと思います。
でもだまされないように気をつけるのも、やはり必要だと思います。
今日は警察所で半分泣きそうになりながら熱くなってしまいました。
イタリアに住んでいる人間として、これからも戦っていこうと思います!!
by outofservice
| 2009-06-27 09:30
| イタリアのこと